工場で仕事していると、時間の経過が遅く感じるのはあるあるだと思います。
「けっこう作業したと思ったけど、まだこんな時間しか経ってないのかよ…」
「さっさと休憩所に行って休みたい…」
僕も工場で働いていたときは、こんな感じで勤務中に時間の流れの遅さに苦しむことが多かったです。装置のモニターでしょっちゅう時間を確認しては(僕が働いてた工場には掛け時計がなかったので)、時間が全然経ってなくてよく落胆してました。
僕が思うに時間が経つのが遅いと感じる理由は、工場という特殊な環境によるものが大きいと思います。
今回はそんな経験をした僕が、工場で時間が経つのが遅い理由と、実践した対処法について紹介します。
今悩んでる人はぜひ参考にしてみてください。
工場で時間が経つのが遅いと感じる理由
僕が個人的に思う理由を紹介します。
閉鎖的な空間で長時間働くから
工場の中は、外の世界と遮断された閉鎖的な空間です。
外の見えない、景色の変わらない環境でずっと働くので、時間感覚が無くなって長く感じやすいのだと個人的に思います。
僕が働いていた半導体工場はすごく広かったのですが、どこに行っても同じような景色でした。また、窓が一切ないので外が暗いのか明るいのかもわからず、時間の感覚が無かったです。
同じ作業の繰り返しになりがちだから
工場の仕事は、単調で同じ作業の繰り返しになりやすいです。
僕は半導体工場でメンテナンス業務をしてましたが、大体毎日やることは同じでした。ライン作業とかだともっと単調だと思います。
個人的に思うのは、作業が単調だと頭をあまり使わないので、時間の流れが遅く感じるということ。
いくら肉体的にきつかったり、手が忙しかったりしても、頭をあまり使わない単調な作業をしている限りどうしても時間が遅く感じてしまうのだと思います。
対処法
僕が実践した対処法を紹介します。
作業に集中する
一番シンプルなのですが、とにかく目の前の作業に集中することです。
僕は作業中に別のことを妄想したり、考え事をして気を紛らわそうとしたことがたくさんあります。しかし結局のところ、目の前の作業に集中した方が体感として時間の経過が早かったです。
ただ、仕事が辛すぎたり嫌いすぎたりする場合、この方法を実践するのは難しいかもしれません。
時間を意識しない
時間が気になって時計をしょっちゅう確認してしまう人、いると思います。ただ、時間を意識しすぎるのはむしろ逆効果だと思っています。
僕は勤務中に時間が気になって時計を見ても、思ったより時計の針が進んでないことがほとんどでした。時計を見るたびに落ち込んで余計に時間が長く感じてしまいましたよ。
とにかく、仕事中は時間を意識することはやめた方がいいです。
別の仕事に転職する
いくら作業に集中したり、時間に意識を向けないようにしたりしても、時間の流れが遅く感じてしまう人もいると思います。
工場の仕事が嫌いすぎたり、そもそも向いてなかったりすると、どう工夫しても無理かもしれません。
そんな人が悩みを解決する唯一の方法は、工場の仕事を辞めて、別の仕事に転職することです。
もちろん工場以外の仕事なら必ずしも時間が早く感じるわけではないと思います。なので、まずは自分ができるだけ苦にならない職業を探すといいです。
僕は工場勤務からデスクワークの仕事に転職して今に至るのですが、工場で働いていた時よりはだいぶ体感時間が早いです。(体感時間は早くなっても、いいことばかりではないですが)
できるだけ自分が苦にならない仕事を見つけて、転職を目指すのがおすすめです。
まとめ
今悩んでる方は、とりあえず作業に集中する、時間を意識しないことを実践してみるといいかもしれません。
それでも時間の流れが遅くて辛いのなら、そもそも工場での仕事が向いてないかもしれないですし、別の仕事への転職を考えるのもアリだと思います。
悩み続けてもいいことはないですからね。
今回は以上です。少しでも悩んでる方の参考になれば嬉しいです。
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