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【経験談】工場勤務は楽すぎ?工場勤務から異業種に転職した僕が真実をお伝えします

キャリア&働き方

ネットで工場勤務と検索すると、「楽すぎ」というワードが一緒に出てきます。

工場での仕事=単純作業などのイメージがあるせいか、工場勤務=楽というイメージを持つ人も少なくないのかもしれないですね。

しかし結論から言ってしまうと、工場勤務は楽なこともありますが、つらいと感じることも同じようにあるのが現実です。これは過去に工場勤務の経験があり、今は異業種(事務職)に転職している僕が実際に感じていることだからです。

今回はそんな工場勤務経験のある僕が、実体験を交えながら工場勤務の楽なところ、つらいところを解説していきます。

工場勤務の仕事とは

一言で工場勤務といっても業種や職種はいろいろありますよね。

例えば食品工場でラインに流れてくる肉をパックに詰める仕事や、自動車工場で部品を組み立てたりする仕事などさまざまです。

ちなみに僕は半導体工場で、主に装置をメンテナンスする業務をしてました。

一般的に工場勤務というと、かつての僕のような工場で作業員として働く人のことをいうことが多いと思います。

工場勤務の楽なところ

僕が感じた、工場勤務の楽なところは下記のとおり。

  1. わりとシングルタスク
  2. 休みが多い
  3. 服装規定などがゆるい

それぞれ解説していきます。

わりとシングルタスク

工場では業務の工程が細かく分かれていることが多いので、例えば「組み立てなら組み立てだけやる」、「部品の取り付けなら取り付けだけやる」みたいに従業員は範囲の狭い一つの業務をひたすらやればいいことが多いです。

実際、僕が工場勤務してた頃は、毎日ひたすら半導体装置のメンテナンス業務だけやってました。

幅広く仕事をやる必要がないので、工場勤務はマルチタスクが苦手な人でも務まりやすいと思います。

それに比べて工場勤務から転職した僕が、今やっている事務職なんかは真逆です。

  • 電話対応
  • 会議
  • メール対応
  • 来客対応
  • 郵便物の受け取り

こんな感じで、工場での仕事とは違って、メインの業務以外にやることがめちゃめちゃ多いです。

僕はマルチタスクが苦手なので、工場から事務職に転職した後にめちゃめちゃ苦労しましたし、ストレスもかなりありました。

休みが多い

工場だと例えば二日日勤、二日夜勤したら四日休み、のように交代制での勤務が多くなります

なので工場勤務だと、他の業種と比べて休日が多かったり、平日休みがあったりする場合が多いんです。

僕が工場で働いてたときは4勤4休のスケジュールだったので、年間の大体半分が休みでした。さらに平日休みも多かったので、人混みを避けて旅行したり、空いてる日時で美容室を予約できたりしたのがよかったです。

異業種に転職した今は一般的な週5勤務で働いているので、工場勤務時代と比べると休みが全然少なくて物足りなさを感じますし、美容室も空いてる日時になかなか行けないので困ってます(笑)

服装規定などがゆるい

工場勤務だと、出勤時の服装は自由なところが多いと思います。

僕が働いていた工場も服装の規定は緩く、派手な服を着てもOKでした。

一方でオフィスワークだと、例えば襟付きの服じゃなきゃダメだとか、デニムはダメだとか、服装規定が細かい職場が多いです。

KYさん
KYさん

工場勤務時代は何も考えず好きな服を着て出勤できたので楽だったのですが、オフィスワークの今は服装を細かく気にするので面倒です。

工場勤務のつらいところ

工場で働いていた頃は、楽なことばかりではなく、つらいと感じたことも多かったです。

僕がつらいと感じたことは、下記のとおり。

  1. 肉体的にしんどい
  2. 特殊な環境で仕事しなければいけない
  3. 同じ作業を繰り返す
  4. リモートワークができない

それぞれ解説していきますね。

肉体的にしんどい

工場勤務となると大体は肉体労働なので、当たり前ですが身体に負担がかかります。

僕が工場で働いていた頃は毎日工場内を歩き回っていたので、かなり痩せましたし、足にタコができたことも散々あります。

また夜勤や立ち仕事が多いことも、工場勤務のしんどいポイント。

KYさん
KYさん

僕の場合夜勤はなかなか慣れず、常に眠気との戦いでしたし、立ち仕事なので腰が痛くなることもよくありました。

特殊な環境で仕事しなければいけない

工場の職場環境は、一般的にイメージされるような職場環境とは異なることが多く、特殊な環境ならではのきつさがあります。

僕が働いていたのは半導体の工場なのですが

  1. そこらじゅうにある装置の音がうるさい
  2. 全身を覆う作業着(クリーンスーツ)を着なければならない
  3. 黄色い蛍光灯の光がまぶしい

こんな感じで、一般的なオフィスとはかけ離れた特殊な環境で仕事してました。

KYさん
KYさん

とくに半導体工場ではクリーンスーツ(全身を覆う作業着のようなもの)を着る必要があるのですが、これを着ながら作業するとかなり蒸し暑く、きつかった思い出があります。

同じ作業を繰り返す

工場の仕事は例えば「組み立てなら組み立てだけやる」、「検品なら検品だけやる」のように仕事の範囲が狭いことが多いので、同じ作業の繰り返しになりやすいです。

僕の場合も覚えること自体は多かったのですが、毎回同じ装置をメンテナンスする仕事だったので一度マニュアルを覚えてしまえばできてしまうことが多く、毎日同じような業務をしてました。

なので飽き性な人や頭を使って仕事したい人にとっては結構きついかもしれないですね。

リモートワークができない

現場仕事である工場勤務だと、リモートワークできる仕事はゼロに近いと思います。

台風が来ようと、大雪が降ろうと、出勤しなければいけません。

天気の悪い日なんかに仕事があると、リモートワークの人を羨ましく思ってました。

結論【個人的に、「工場勤務=楽」とは決して言えないと思う】

今回は僕が感じた工場勤務の楽なところ、つらいところについて紹介しました。

工場勤務は他の職種と比べて楽な部分もありますが、もちろんつらい部分だってあります。むしろ個人的にはつらいことの方が多かったと感じてます。

ただ何が楽なのか、つらいのか感じるのは人によって違いますし、一概に「工場勤務=楽」、「工場勤務=つらい」、とは言えないと思います。

少しでも僕の体験談が参考になればいいと思います。

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