夜行バスというと、飛行機や新幹線と比べて格安で移動できる代わりにきついイメージを持つ方も多いと思います。
夜行バス4列シートってやっぱりきついですかね…?
— チロリン (@tirorin_0612) November 10, 2018
僕は数ヶ月前に人生で初めて4列シートの長距離夜行バスを利用したのですが、イメージ通りきついと感じた部分が多かったです。ちなみに僕が利用した区間は広島〜東京で、乗車時間は大体13時間くらい。
今回は僕が感じた長距離夜行バスのきつかったところを挙げていきます。
4列シートの夜行バスとは
夜行バスといっても、座席の配置や広さなどによって、タイプが分かれます。
僕が乗った夜行バスは4列シートというもので、中央の通路を挟んで横に4つの席が並んでいるタイプ。下記の画像のような座席です。
高速バスのなかで、4列シートは比較的メジャーなタイプだといえます。
僕が使ったような値段の安いバスだと4列シートが基本なのですが、3列シートや個室のバスもあります。
ただし一般的に列が少なくなるほど値段が高くなることが多く、個室タイプなんかだと新幹線や飛行機と値段が大して変わらないこともあります。
4列シート夜行バスのきつかったところ
隣の乗客に気を遣う
隣の席に乗客がいると、いろんなことに気を遣うことになります。
例えばトイレ休憩のとき。自分が窓側席で隣の乗客が寝てる場合、通路に出るために起こして声をかけなければならないのが面倒です。
また、寝るときなんかも隣の人に寄りかからないよう、寝る姿勢に気を遣いました。
ずっと気を遣っていると、肉体的のみならず精神的にも疲れるのがきつかったです。
足を伸ばしにくい
4列シートの場合、前の座席との間隔が狭めなので、足を伸ばしきることができません。
隣の席に人がいなければ、足を横に放り出せるのでまだいいのですが、とくに窓側席の場合は隣に人が来てしまうとなかなかキツいです。
僕が乗車したときは隣に人が来たので、これは正直運ですね。長い時間同じ姿勢でいるので、時間の経過とともに足腰が痛くなってしまいました。
深く眠れない
夜行バスでは休憩がこまめにあるのですが、ほとんどの人が毎回トイレ休憩のためにバスを降ります。
数時間に一回起きることになるのでぐっすり眠れず、体感で乗車時間が長くなってしまうところがきつかったです。
とくに通路側の席の場合、寝ていても休憩時に隣の人に起こされる可能性が高いです
長時間じっとしていないといけない
これは4列シートに限ったことではないですが、夜行バスでは数時間に一回くらいある休憩のとき以外は、ずっと席でじっとしている必要があります。
飛行機とは違って走行中は基本立ち歩けませんし、シートベルトもずっと締めていなければなりません。
長い時間身体を動かせないのは、なかなかしんどかったですよ。
まとめ【体力と時間があるならアリな選択肢】
今回は4列シート夜行バスのきつかったところを紹介しました。
夜行バスは安く移動できる点が魅力なのですが、安さと引き換えに体力的にきついですし、時間もかかります。
僕だったらあえて4列シートの夜行バスをもう一度利用したいとは思いません。
また例えば大阪〜東京みたいに、LCC(格安航空会社)が就航している都市間の移動であれば、夜行バスと同じくらいの料金で早く楽に移動できることも少なくありません。なので、飛行機(LCC)での移動も検討してみてもいいと思いますよ。
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