「2交代制がやめとけと言われる理由が知りたい」
「2交代制で働くのってどんな感じなのか気になる」
工場での2交代制勤務に興味がある人で、こんなふうに思ってる人もいるかもしれません。
そこで今回は過去に2交代制で工場勤務していた僕が、2交代制がやめとけと言われる理由、メリットなどについて個人的な体験談を交えながら解説していきます。
2交代制とは
2交代制とは、労働時間を二つの時間帯(日勤と夜勤)にわけて、それぞれ勤務するという働き方です。
勤務のパターンは例えば下記のようにさまざまです。
ちなみに僕は、日勤・日勤・夜勤・夜勤・休み・休み・休み・休み、というスケジュールで働いてました。
勤務時間は日勤が朝の8時から夜の8時まで、夜勤が夜の8時から朝の8時までです。
2交代制がやめとけと言われる理由
2交代制がやめとけと言われる理由はこんな感じ。
それぞれ解説します。
生活リズムを保つのがムズい
2交代制というのは、例えば2日日勤で働いたあと2日夜勤で働くなど、日勤と夜勤が数日の間に切り替わるのが基本です。
個人的に、日勤と夜勤の切り替えはマジできつかったです。
僕の場合、2日目の日勤が終わってから3日目の夜勤開始まで24時間空いていたのですが、その間にうまく寝ることが難しかったです。なので常に睡眠不足で夜勤では眠くなることがしょっちゅうでした。
僕の場合は昼間に寝る必要があったのですが、よくて3時間くらいしか眠れませんでした。
生活リズムも不安定になりましたし、睡眠不足のせいもあり、ただでさえきつい仕事がさらにきつく感じてました。
大事なときに休めない可能性が高い
工場の交代制勤務というのはシフト制で、たとえばゴールデンウィークや年末年始の期間でも仕事の日になることはザラです。
僕が働いていた工場も、あらかじめ1年間先までのシフトが組まれてました。ちなみに、大晦日には夜勤の仕事が。大晦日に工場で働くことになるなんて、それまでの人生で想像すらしたことありませんでしたよ(笑)
なのである程度休みの日を自分でコントロールしたい、大事なときに休みたいのなら、2交代制で働くのはやめたほうがいいと思います。
他の人と予定を合わせにくい
交代制で勤務してると休みになる曜日がバラバラなので、土日休みの人の予定に合わせるのはけっこう大変です。
僕は知人から週末の飲み会に誘われたのですが、なかなか土日に休みが来なかったタイミングだったので、参加するまで1ヶ月近くかかりました。
2交代制で働くメリット
2交代制で働くうえでは、つぎのようなメリットも一応あります。
それぞれ解説していきますね。
手取りが多くなる
2交代制は夜勤があるので、夜勤手当がつきます。
僕の場合は月に1.5万円くらいの手当がついてました。
ただ、基本給によって額は変わるのでなんとも言えないですが、個人的に数万円の手当のためにきつい2交代制で働くのは割に合わないんじゃないかと正直思います。(あくまでお金だけを目的にするならという話です)
もしも夜勤手当で多く稼ぎたいなら、夜勤専属で働いたほうがいいのではと思ってしまいます。
平日休みが多くなる
2交代制では土日休みのように休日が特定の曜日にならず、平日休みも多くなります。
平日が休みだと
こんな感じのメリットがあります。
僕も平日に安く航空券をとって飛行機に乗ったり、人の少ないビーチに行ったりしてました。僕は出かけるのが好きで人混みがきらいなので最高でしたよ。
とくにアウトドアの人なんかは平日休みは向いてるんじゃないかと思います。
残業や休日出勤が少ない
交代勤務というのは、自分の勤務時間が終わったら直後に他の人たちがシフトに入るようになってるので、残業や休日の出勤は少ない傾向です。
僕は工場に勤めていたころ、残業したり、休日出勤したことは一度もありませんでした。
プライベート重視の人はいいかもしれないですね。
まとめ【2交代制の工場で働くのはあまりおすすめしない】
2交代制は、平日休みが多かったり残業が少なかったりするのが個人的にはかなりメリットだとは思います。ただ個人的に、日勤と夜勤の切り替えで生活リズムを保つのが難しいのがデメリットとして大きすぎるかなと思います。
切り替えがうまくできないと、ただでさえ体力を使う工場での仕事で、さらに消耗してしまいますよ。
ちなみに僕は2交代制で働いていた工場から、夜勤のない別の仕事に転職しました。平日休みが少なくなったなどいいことばかりじゃないですが、日勤と夜勤の切り替えがないだけでだいぶマシに感じます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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