LCC（格安航空会社）の最大の魅力といえば、その安さです。
数千円払えば航空券を買えることも珍しくないですし、大手では考えられない運賃の安さで移動できます。
しかしそんなLCCなのですが、やめたほうがいい、二度と乗らないとも言われています。
今回はLCCがやめたほうがいいと言われる理由や利用時の注意点などを、LCCにしょっちゅう乗っている僕が解説しています。
LCCがやめたほうがいいと言われる理由
LCCがやめたほうがいい、二度と乗らないと言われる理由は下記の通りです。
それぞれ解説していきます。
とにかく追加料金がかかるから
たとえば、
大手だと上記のような料金は最初から基本運賃に含まれているのが普通なんですが、LCCだと運賃とは別に上記のような料金がかかるのが基本。
なので例えば「表示されていた運賃は4000円だったのに、結局支払ったのは7000円だった…」みたいに最初に表示される運賃の金額ではまず乗れないんですよね。
とくに繁忙期などで元々の運賃が大して安くない時期だと、追加料金のせいで大手を利用するよりも結局高くなることもあるので注意が必要です。
座席が狭いから
LCCの座席はJALなどの大手と比べると狭いです。
僕は身長176センチなのですが、LCCの座席に座ると大体いつも膝が前の席にギリぶつからないくらいです。なので大柄な人だと、かなり狭く感じるかもしれません。
小柄な人でもない限り、足を伸ばして快適に座りたいなら、やめたほうがいいかもしれないですね。
国内線の1時間ちょいの利用であれば、僕的には全然許容できる広さです。
サービスが有料だから
LCCではドリンクから食べ物、グッズに至るまで機内のサービスは基本すべて有料です。
何もかもが有料だと萎える人もいるかもしれませんが、コストカットのためには仕方ないことなんだと思います。
僕は機内で買うと割高なので、いつも出発前に飲み物や軽食を買って持ち込んでます。
発着する空港や搭乗ゲートが不便な場所にあるから
まず、LCCが発着する空港は都市部から離れた空港が多いです。
例えば東京に発着するLCCは羽田空港ではなく、すべて成田空港に発着しています。
またLCCが使う搭乗ゲートは空港の端っこのほうにあることが多いので、結構歩きます。成田空港や新千歳空港みたいな大きな空港だと、LCCのゲートまでの移動が大変です。
LCCは飛行機に乗るまでの移動が多くなるのが、きついところなんですよね。
早朝の発着が多いから
LCCだと、とくに運賃の安い便は朝の7時とかの早朝に発着する便が多いです。
出発時間が7時だとすると空港にはさらに早い時間に着かなければなりません。
当日の朝に家を出ても間に合わないので、早朝の便に乗るために空港のホテルに前泊したり、ターミナルに野宿したりする人も多いです。
客層が悪い？から
LCCは客層が悪い？ので、使いたくないという人もいるみたいです。
個人的にはLCCの客層が悪いとはあまり思いません。ただ、運賃が安いこともあってかLCCは若者の利用が多いなと感じることが多く、JALなどの大手と比べると客層の違いは確かにあると思います。
LCCの利用に向かない人
LCCの利用に向かない人の特徴は下記。
LCCは一度チケットを購入すると変更やキャンセルが難しいことが多いので、予定が変わりやすいビジネス利用には向かないですね。
また、搭乗口が遠かったり、座席が狭かったりするので、快適に移動したいと考える人にも向かないと思います。
LCCを利用する際に注意するべき点
とくにLCCを初めて利用する場合、事前に下記について注意しておくといいです。
それぞれ解説します。
飛行機が発着する空港とターミナルの確認
LCCの場合、同じ都市でも大手とは異なる空港や、同じ空港だったとしても大手とは別のターミナルに発着することが多いです。
万が一空港を間違えたら最悪ですし、ターミナルの場所を調べずに当日空港に行くと、搭乗口を探すのに時間がかかって乗り遅れるなんてことにもなりかねません。
とくにLCCの場合は、チェックインの締切に1秒でも遅れると乗れないので、余裕をもって行動することを強くおすすめします。
手荷物の重量がオーバーにならないかどうか
LCCではチェックイン時に手荷物の重量を厳しくチェックされます。
たとえ数グラムでもオーバーすると追加料金を取られるので、規程の重量ギリギリで持ち込むのはおすすめしません。
たった数グラムのオーバーで数千円払うのはバカバカしいですからね。
ちなみにLCCの場合、無料で持ち込める手荷物の重量は5〜7キロである場合が多いです。この重量にはバッグなどの重さも含まれるので注意です！
キャンセルポリシーの確認
運賃タイプにもよりますが、LCCでは一度購入した航空券をキャンセルすると、キャンセル料がめちゃめちゃ高いのが基本です。
例えば、出発24時間前からはキャンセル自体ができないなんてこともあります。
大手と比べるとLCCはキャンセルの融通が効かないので、航空券を買う前に使う予定の航空会社のキャンセルポリシーをよく確認しておきましょう。
まとめ
今回はLCCがやめたほうがいいと言われる理由や、利用時の注意点について解説しました。
今回紹介したように、LCCにはコストカットゆえのデメリットがあったり、注意するべき点もあります。
しかしデメリットがあるとはいえ、うまく利用すれば往復1万円くらいで移動することもできるので、LCCはかなりコスパの良い移動手段になることは間違いありません。
今回は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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