JALには満12歳以上、25歳以下であれば航空券を割引価格で購入できる「スカイメイト」というサービスがあります。
素晴らしいサービスなのですが、買い方が少し特殊だったり、注意するべき点があったりもします。
そこで今回は下記について紹介していきます。
JALスカイメイトとは
JALスカイメイトとは、JAL国内線の航空券を、搭乗当日に限って割引価格で買うことのできるサービスのこと。
利用するための条件は、下記のとおり。
スカイメイトの対象になる路線は、JALグループ国内線の全路線です。
ただし、
- フジドリームエアラインズ
- 天草エアライン
- オリエンタルエアブリッジ
これら3社とのコードシェア便に限っては、スカイメイトを利用することができないので注意が必要です。
スカイメイトはどれくらい安いのか
スカイメイトの価格はシーズンや路線によって異なります。しかし多く場合、普通に通常料金で当日予約する場合と比べて、大体4割〜8割くらいの間で安く航空券を買えます。
例えば2024年9月15日現在の予約だと、羽田から伊丹は通常料金(普通席)が31180円のところスカイメイトを利用すると7640円でした。
引用:JAL|国内線/国際線の航空券・飛行機チケット予約
当日予約となると通常料金は3万円オーバーとやはり高いですが、スカイメイトだと1万円以下で買えるのでかなり安いですよね。
スカイメイトで航空券を買う方法
スカイメイトでは、搭乗日当日の午前0時〜搭乗する便の出発20分前までの間にしか航空券を買うことができません。
また前提条件として、スカイメイトを利用するためには、JALマイレージバンクもしくはJALカードの会員である必要があります。まだ会員ではない場合、どちらかに会員登録しましょう。個人的におすすめなのは、無料で会員登録できる点でJALマイレージバンクを作ることです。
会員登録を済ませたら、スカイメイトを利用して航空券を買えるようになります。
そんなスカイメイトの買い方は、下記の2つ。
- JALのウェブサイトから買う
- 出発空港にあるJALカウンターで買う
JALのウェブサイトから購入する場合、まずはJALの公式サイトに飛びます。
下記の画像のように国内の航空券を購入する画面があるので、片道を選択し、搭乗区間や日付(スカイメイトの場合は当日の日付)、人数などを入れます。このとき必ず、右下の対象者限定割引のところでスカイメイトを選択します。
引用:JAL|国内線/国際線の航空券・飛行機チケット予約
すべてて入力したら、「検索する」をクリック。
次の画面に進んだら、希望する便のスカイメイト運賃をクリックします。(満席だとクリックできないです)
引用:JAL|国内線/国際線の航空券・飛行機チケット予約
あとは通常の便と同じように決済に進んで航空券を購入できます。
またスカイメイトは、出発する空港のJALカウンターでも買えます。ただ、カウンターが閉まっている夜中は購入できないので、その間に席が埋まってしまうリスクがあります。
実際にスカイメイトを使って飛行機に乗ってみた
先日、実際にスカイメイトを利用してJALの国内線に乗ってみました。
搭乗区間は広島から東京(羽田)で、シートタイプは普通席。支払った金額は8290円でした。普通に買うと(スカイメイトを利用しないと)23690円だったので、だいぶお得ですよね。
出発時間の約2時間前に広島空港のJALカウンターでチケットを購入し、運よく窓側の席をゲット。
ちなみに僕が乗ったのは午前中に広島空港を出発する便で、出発直前でも空席が結構ありました。しかし午後の便はほぼ満席だったので、もう少し遅かったらその日は飛行機に乗れなくなるところでした。
やはりスカイメイトは出発直前にJALカウンターで買うよりも、午前0時を過ぎたらできるだけ早くウェブで購入するのがいいですね。
スカイメイトの注意点
確実にチケットが買えるわけではない
当日分のフライトで、かつ空席がある場合のみスカイメイトは利用できます。
夏休みやゴールデンウィークなどの繁忙期や、利用者の多い路線の場合、そもそもフライト数日前の時点で満席になっていることも少なくありません。
仮にスカイメイトで安く目的地に行けたとしても、帰りのチケットが取れないなんてこともあり得ます。
なので、次の日に仕事などの予定があったり、忙しかったりする人が利用するには正直向きません。どちらかというと、学生など時間に余裕のある人が使いやすいサービスだと思います。
予約の変更ができない
スカイメイトで一度購入した航空券の予約は、一切変更することができません。
取り消すとなると、出発前であっても運賃の50%を取消手数料として支払う必要があります。
なので、スカイメイトで航空券を買う場合は、確実に乗るときだけにしましょう。
まとめ
今回はJALスカイメイトについて紹介しました。
注意するべき点もありますが、上手く使えばかなりお得に旅行ができるサービスだと思います。
25歳以下で時間に余裕のある人は、使ってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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